回復期リハビリテーション病棟の基準見直し

2018年に診療報酬改定が行われます。

 

まず、診療報酬とは、皆さんが病院を受診した際に、

病院が保険機関から受け取る費用の事です。

 

診療報酬は、2年ごとに見直しをされています。

これを「診療報酬改定」と言い、適正な内容なのか、

強化すべき項目や見直すべき項目はないかを話し合われ、

変更されていきます。

 

そして今、平成30年に診療報酬改定を控えており、

回復期リハビリテーション病棟の基準の見直しが議論されています。

 

回復期リハビリテーション病棟とは、脳梗塞を発症後から6ヶ月頃まで

入院しながらリハビリを受けることが出来る病院の事です。

入院期間は最大で150日とされており、

病院はその間の入院料等の診療報酬を保険機関から受け取っています。

 

また、回復期リハビリテーション病棟では

自宅や居住系介護施設への在宅復帰率が

入院料1は70%以上

入院料2は60%以上

と、病院側が入院料を受け取るための基準が設けられています。

 

今回なぜ見直されているのかというと、

この基準値を大幅に上回る医療機関が多数存在しているのです。

 

国は病院を評価するために

     病院(医療を受ける場所)から自宅(生活をする場所)に退院すること

     病院での滞在期間(入院期間)が短いこと

この2つの指標を考えています。

 

なぜなら、早期に自宅で生活ができることは医療費の削減につながります。

また早くに生活空間に戻ることは、身体の必要以上の療養を防ぎ、

生活機能を維持するのに良いことも理由の一つです。

 

早期退院し、早く生活空間に戻ることは良いことではありますが、

病院でのリハビリは、より短い期間で集中的に行うことが

重視されていくため、病院でリハビリを受けられる期間は

短くなると考えられています。

 

 

≪厚生労働省HP

中央社会保険医療協議会 総会(第373回) 議事次第

入院医療(その7P120128

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12404000-Hokenkyoku-Iryouka/0000185955.pdf

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