脳梗塞リハビリステーション福岡
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作業療法

脳梗塞で片側の手足に麻痺が出てしまったとき、今まで使えていた手足がうまく動かなくなってしまい、当たり前だった生活はガラリと変わってしまいます。

皆様も想像してみてください。私たちの生活は当たり前に動く手足があって成り立っています。例えばペットボトルのお茶を飲むとき、キャップを空ける時にはキャップを空ける側の手だけでなく、反対側の手でペットボトルを支えています。他にも箸で食事をするときも箸を操作する手だけでなく、反対側の手で茶碗や皿を支えたり、持ったりしています。これは私たちがこれまで日本の生活環境で行ってきた「当たり前」です。他にもお風呂に入る、トイレで用を足す、パジャマに着替える、スマートフォンやパソコンを操作するなど、たくさんの「当たり前」があります。これは当たり前に感じているかもしれませんが、手足が自由に動くからこその「当たり前」なのです。

片方の手足の自由が少しでも失われると、これらの「当たり前」が当たり前ではなくなります。

どんなリハビリを行うの?

作業療法とは、入浴や食事など日常生活に支障が出てしまった方に、手工芸や園芸、レクリエーションなど作業を用いたリハビリを通して、治療を行っていく中で体の機能の回復を図り、自分らしく暮らせるよう支援をしています。

私たちが無意識に行っている生活には、食事、整容、更衣、トイレ、入浴、排せつ管理、コミュニケーションなど様々な要因が関わっています。これらを総称して日常生活活動(ADL:Activity of Daily Living)といいます。作業療法では、このADLがご自分でできるようになるための治療を行う方法ということになります。

具体的にはADLの改善につながるような物品を使った運動や実際のお風呂などで普段行う環境での練習なども行っていきます。

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