脳梗塞リハビリステーション福岡
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【国際学会発表】グループ代表が「リハビリテーションの連続性」に関する研究を発表しました

2026年5月15日~17日に京都で開催された国際学会「10th International Conference on Medical and Health Informatics(ICMHI 2026)」において、脳梗塞リハビリステーション・グループ代表の齋藤直路が、リハビリテーションの連続性に関する研究発表を行いました。

本研究は、室蘭工業大学・北海道大学・小樽商科大学などの研究者と共同で取り組んだものです。

発表テーマ

北海道における回復期リハビリテーション病棟と通所リハビリテーションの地域的な利用しやすさの評価 ~医療と介護の連続性の課題を可視化する研究~

研究の背景と内容

脳梗塞や脳出血などの脳卒中では、病院でのリハビリテーションを終えた後も、身体機能の維持・改善や日常生活への復帰に向けて、継続的なリハビリテーションが必要となる場合があります。

一方、病院で提供される医療保険によるリハビリテーションと、退院後に利用する介護保険による通所リハビリテーションは、それぞれ異なる制度で運営されており、地域によってサービスの利用しやすさに差があることが課題となっています。

今回の研究では、北海道を対象に、回復期リハビリテーション病棟と通所リハビリテーション施設の分布、受け入れ能力、地域の高齢者人口などを分析しました。

地理情報システム(GIS)と、施設の供給量と人口による需要の両方を考慮する分析手法を活用し、病院から地域へ移行する際のリハビリテーションの利用しやすさを評価しました。

研究から見えてきた課題

分析の結果、単に近くに施設があるかどうかだけでは、地域のリハビリテーションサービスの利用しやすさを十分に評価できないことが明らかになりました。

また、病院でのリハビリテーションと退院後の通所リハビリテーションの両方を利用しやすい地域がある一方で、いずれかのサービスが不足する地域や、両方の利用しやすさが低い地域も確認されました。

こうした地域差を可視化することは、医療と介護の連携や、退院後のリハビリテーション環境の整備を検討するうえで重要な基礎資料となります。

今後の取り組み

脳梗塞リハビリステーション・グループでは、医療・介護保険によるリハビリテーションを補完する選択肢として、保険外リハビリテーションサービスを提供しています。

今回の研究テーマである「リハビリテーションの連続性」は、当グループが大切にしている、退院後も必要なリハビリテーションを継続できる環境づくりと深く関係しています。

今後も、研究活動と現場での実践の双方を通じて、脳卒中後のリハビリテーションを取り巻く課題への理解を深め、地域社会に貢献してまいります。

【学会概要】
学会名:10th International Conference on Medical and Health Informatics(ICMHI 2026)
開催日:2026年5月15日~17日
開催地:京都
発表者:齋藤直路ほか(共同研究)
ICMHI 2026 学会公式ページ

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