「第4回 脳梗塞リハビリフォーラム」を開催いたしました!!【その②】
前回は皮膚の役割についてお話ししました!
今回は、「褥瘡(じょくそう)」についてお話したいと思います。
皮膚も年をとることで様々な問題が発生してきます。
特に寝たきりになると、骨が出ている部分の皮膚が
骨とベッドで圧迫されることにより、皮膚が傷付いてしまいます。
これを「褥瘡」といいます。
つまり、圧迫されることによって
皮膚に酸素が行かなくなり、
皮膚が死んでしまう状態にまで進んでしまうのです。
「褥瘡」には状態によって区分がされてあります。
例えば、皮膚が一部赤くなっているだけのものから、
骨まで見えてしまっているものまであります。
この進行状況によって、治療期間がかわってきます。
短くても13日、長くて223日、つまり半年以上もの
治療期間が必要になります。
動かないということで、
「褥瘡」のリスクは3~6倍になってしまいます。
そのため寝たきりの方には「褥瘡」を防ぐために、
2時間おきの体位交換が必要になります。
つまり、「褥瘡」ならないためには、予防が何より大切なのです!
「褥瘡」の予防に取り組むには、介護だけでなく、
医療も連携して取り組んでいく必要があるのだと
改めて感じました。
今回、ご参加頂いた皆様、
誠にありがとうございました!!
<お知らせ>
第5回脳梗塞リハビリフォーラムの開催が決定いたしました!
【開催概要】
●開催日時:5月18日(金)
18:30~20:30(受付開始 18:00~)
●会場:脳梗塞リハビリステーション福岡
●住所:福岡市中央区天神3丁目3-7 天神応順ビル7階
●費用:1,000円
●講演テーマ:『リハビリを行う際の栄養状態の重要性』
詳細はこちらのお知らせをご覧ください!
https://kyu-reha.jp/info/20180507/
<お問い合わせ>
★脳梗塞リハビリステーション福岡
TEL:0120-924-409
メール:info@kyu-reha.jp